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化学物質過敏症・ゆるゆる仲間
化学物質過敏症(CS)と共に、ゆるやかに支え合って暮らしたい。体調により 直ぐにお返事出来ない事もありますが、書き込みお待ちしています♪

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■コトリコーヒーさんの香料自粛活動

先日、取材を受け今日の河北新報朝刊の女性のページ+ W 【 香害 】にて
お店の取り組みを掲載して頂きました。
ありがとうございます。

化学物質過敏症を発症して私たちだけでなく
お子さんも大人も男性も女性も...
辛いと言えずに人知れず苦しむ方が
沢山いることがわかりました。

柔軟剤などの香りが辛く学校に通えなくなった お子さんもおります。
仕事を辞めなければ ならなくなった方もおります...
環境問題も待った無しの状況なので...

河北新報さんに掲載して頂けたことに感謝です。
少しずつ理解が広がって いきますように。

お店からも微力ながら発信していきます。

その人工的な香りは どうしても必要でしょうか?

明日から無香料や天然香料の石けんに変えませんか😊

石けんは最終的に魚の餌になり🐟
海に自然に還ります。

河北新聞 コトリコーヒー

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朝日新聞さんありがとう!小樽市&子どもの環境を考える親の会

小樽市&子どもの環境を考える親の会
朝日新聞さんありがとう!

https://blogs.yahoo.co.jp/kankitiao/folder/479680.html


全国紙がやっと書いてくれました!


フランスではずっと前からマスコミが日々報道している真実を、日本は無関心なのか、
国や企業に忖度していたのか中々記事になりませんでした。

これでやっと国民が「危険」を知る一歩を踏み出しました。


 ※東京新聞や赤旗新聞、日刊現代は

      すでに記事にしてくれています。







■『グリホサート製品とネオニコチノイド系農薬不売』署名と要望書の回答報告

小樽・子どもの環境を考える親の会

8日衆議院議員会館にて
『グリホサート製品とネオニコチノイド系農薬不売』署名と要望書の回答を
報告させていただきました。

target="_blank">https://blogs.yahoo.co.jp/kankitiao/16273370.html

元農水大臣の山田さんをはじめとする『デトックス・プロジェクト・ジャパン』のみなさん、
農民連食品分析センターの八田さん、国会議員のみなさんとの記者会見は、
大変勉強になりました。


 たくさんの署名が無駄にならないようできる限りのことをしました。
みなさんの思いがどこまで届くかわかりませんが、
みなさんの応援でここまでこれたことを、心から感謝しています。


 お手紙や資料を送ってくださった全国のみなさんには(住所が書いてあった方)、
このあと少しずつお返事を書かせていただきます。
もうしばらく気長に(笑)お持ちくださいね。

 ※署名数は印刷ミスで「22141人」です!記者会見では訂正しました。

 記者会見の様子はこちらをご覧ください。

 https://www.facebook.com/DJ.SHOWKEY/videos/10217610997201546/
 たくさんの報道陣が参加してくださいました。

マスコミは勉強し、躊躇せずに報道していただきたいです。

 フランスでは、ネオニコはもちろん、
グリホサートの危険性を知らない国民はいないというくらい、
マスコミが報道しているそうです。

さて、
アマゾンを除く3社の回答をアップいたします。

この回答をご覧になり、いろんな思いが沸き上がると思います。
どうぞその思いを各社へメールや電話でお伝えいただければと思います。


LIXILビバホームさま

DCMホールディングス ホーマックさま

大創産業さま


※ネオニコチノイド系農薬(コバエ捕り)などは、それに代わる安全な製品を探し、
見つかり次第変更する、とのことでした。

 世界中で大問題になっているこの2種の農薬を、国は規制も禁止もしないどころか、
さらに基準値を緩め、次々とジェネリック品を許可しています。

★農水省は8月7日付けで2種類のグリホサート剤を農薬登録しました!


 農薬は、この2種に限らず人の脳神経や免疫に影響を及ぼすものがたくさんあります。
農家の人が、正しい知識を持ち、良心にしたがって必要最小限に使用するのは
ある程度は仕方がないかもしれません。


 しかし、家庭内で使う農薬は、いくら注意書きがしてあっても素人の扱いでは危険です。
こどもでも使えるような農薬を安易に販売することは、絶対にやめていただきたいです。


「国が国なら…」とならないよう、要望書が届いていない小売店のみなさんも、
この機会に、危険な農薬製品の仕入れを中止していただきたいと心から願っています。

いずれ、国が規制したら「不売」に舵を切らざるを得ないのです。
でしたら、一日でも早く転換してほしいです。

そして、消費者のみなさんも、ぜひ「不買」をお願いいたします。
すべては、子どもたちのために!

私の要望:

農薬はどんな農薬でも「農薬専門店(農薬やさん)」でしか販売できなくする。
資格を持った販売員が、正しい使い方を指導してから、
18歳以上の大人に身分証を提示させて販売する。
そうすれば、少しは子どもが守られるかもしれない。
どうかしら。


 最新の情報

 グリホサート:
 ①ワクチンの安定剤から検出。

 ②生理用のナプキンから検出。

 ③93%の妊婦の尿から検出


妊娠期間が短縮されている⇒胎児の脳が十分発達
できないまま生まれることに…。

☆産科医の国際組織 グリホサートの禁止を勧告

target="_blank">http://organic-newsclip.info/log/2019/19080993-1.html

最低の日本↓

★農水省は8月7日付けで2種類のグリホサート剤を農薬登録した。
一つは三井化学アグロの「アース草消滅」。
もう一つは住友化学園芸の「草退治メガロングFL」。これにより、
8月8日現在110種類のグリホサート農薬が登録されている。
2019年の新規登録は4種類となる。

 ネオニコチノイド:
①ほとんどの日本人の尿から検出

②食品に残留したネオニコは母親から胎児へ移行している

☆ネオニコで農地の昆虫毒性は48倍に 新たな「沈黙の春」か

target="_blank">http://organic-newsclip.info/log/2019/19080996-1.html


☆環境レベルのネオニコがトンボ類の減少に中心的な役割 

target="_blank">http://organic-newsclip.info/log/2019/19070989-1.html


こういった農薬が家庭内の殺虫剤や除草剤としてバラまかれているのです。

***************************
以上転載終了です。
イメージ写真が転載できませんでした。
本文には記載されておりますので、是非ご覧ください。




化学物質過敏症啓発チラシが発行されました!!

高知県ホームページ

化学物質過敏症について掲載されています。
http://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/130401/kagakubussitukabin.html

医療機関への予約申し込み方法も記載されています。
予約期間も、長期間待機になる場合があります。
もしかしてと思われる方も、先ず受診申し込みをお勧めします。

****************************
ゆるゆる仲間は、長い間健康対策課に啓発チラシ作成を要望していました。
お知らせが遅くなりましたが、願いが叶いこの度「.化学物質過敏症啓発チラシ」を発行されました。
問い合わせは、健康対策課までお願いいたします。

****************************
 化学物質過敏症へご理解とご協力をお願いいたします。
 柔軟剤や抗菌消臭剤、農薬・除草剤などに含まれる化学物質が原因となり、頭痛や倦怠感等を誘発することがあります。
 使用する場合は、ご配慮いただきますようお願いいたします。

化学物質過敏症啓発チラシ 化学物質過敏症啓発チラシ[PDF:219KB]
http://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/130401/kagakubussitukabin.html
****************************





201908071242498c2.jpg


■『グリホサートとネオニコチノイド系農薬不売のお願い』の署名を届けました。

小樽・ 子どもの環境を考える親の会

https://blogs.yahoo.co.jp/kankitiao/folder/479680.html

『グリホサートとネオニコチノイド系農薬不売のお願い』の署名を届けました。

『グリホサートとネオニコチノイド系農薬不売のお願い』の署名
にご協力くださいました”世界中のみなさん”!

 昨日はDCMホーマック本社(札幌)へ22141筆の署名を
小樽・子どもの環境を考える親の会の会員5名で届けに行ってきました。

 ホーマックの担当者の方は、とても親切な対応で、新聞社の取材も受けてくださり感謝しています。


 今、日本は選挙中ですが、政府は危険な農薬を作らせ、基準を緩め、「国民を守る」という姿勢がみじんもありません。

そこで、大手4社の小売店のみなさんに「売らないで国民を守って!」とお願いしました。

 その回答は、8月8日になります。
世界中が、北海道からのお願いに注目しています!
  
署名にご協力くださった世界の国々は、
 ・ノルウエー
 ・ドイツ
 ・カナダ
 ・マレーシア
 ・ロシア
 ・カンボジア
 ・韓国
 ・ニュージーランド
 ・チェコスロバキア
 ・フィリピン
 ・フィンランド
 ・オーストラリア
 ・スイス
 ・アメリカ
 ・スペイン
 ・ベトナム
 ・イギリス
 ・イタリア
 ・ニューカレドニア
 ・クロアチア
 ・インド
 ・スロベニア
 ・ハンガリー
 ・ウルグアイ
 ・シンガポール
 ・タイ
 ・スウェーデン
 そして、フランス💗
私たちは感謝の気持ちでいっぱいです。

 さて、
アマゾンさん、ダイソーさん、ビバホームさんの詳しい状況は、また改めてご報告させていただきます。

 選挙では、国民の健康や長い目で見た環境を考えられる政治家が誕生することを期待しましょう。









■ダイソーが!! 酢の除草剤販売

小樽・子どもの環境を考える親の会

ダイソーが!! 酢の除草剤販売
https://blogs.yahoo.co.jp/kankitiao/16251919.html?fbclid=IwAR2K02bF1SuKkY9SdW_D5gox_NgtfRaKr_TkoW-HpAdLCwxqELY4XfcIFe4

100円ショップダイソーが、合成酢の除草剤を販売しています。

合成酢は、遺伝子組み換え穀物を使用している可能性がありますが、
『穀物酢』はほぼそうなので仕方ないか・・・。

一歩前進!

そして、下段にはまだグリホサート・・・。

もう販売せず、安全に処分してほしいですね。






カナリアップ次の挑戦!

カナリアップ次の挑戦!化学物質過敏症のための工場と寮を建設
https://readyfor.jp/projects/CANARI-UP2?fbclid=IwAR0W7j7ccFT2ECMDFlHKNm6h8JTJG_soIwAJOJ7A5IaKfUWDYkfaJ5O_5HU

Canaria-Upカナリアップ

昨年クラウドファンディングいただいた皆様のおかげで
「カナリアップ」というブランドを作ることができました、
その節はご支援してくださった皆様ありがとうございます。

ブランドが立ち上がり、多くの化学物質過敏症(以下カナリアさん)
の方との対話の中で、カナリアさんを雇い入れしたくても、働く場所と、
住居の問題が必ず浮上します。
「働きたいけど、住む場所がない。」
それを解決すべく、株式会社ふじ井では「お菓子工場兼寮」の建築を着工しております。

工場建築がゴールではなく、香害などによってカナリアさんになってしまった人が、
働けて、生活できて、社会との接点を持ち、作ったものでお客様に喜んでいただける
Win-Winの関係を築くことが目的です。

全国ではおそらく初めての事例。
まずここから小さくても一歩を踏み出すことで
カナリアさんの大きな一歩になると信じています。

今までお応援してくれてる方には、ぜひカナリアップの続きを見て欲しい。
初めての方には、こんなチャレンジをしてる会社があることを知っていただき、
ご自身が何かチャレンジするきっかけになれたら嬉しいです。

株式会社ふじ井&カナリアップ 代表 藤井千晶
https://readyfor.jp/projects/CANARI-UP2

*******************
私たちもカナリアです。
遠くからでも、お手伝いはできます。
皆さんもいかがでしょうか?




緊急:〆切6月10日:署名賛同者募集しています。

いのち環境ネットワーク
https://www.change.org/o/%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%A1%E7%92%B0%E5%A2%83%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF


発信者:いのち環境ネットワーク 宛先:文部科学省

文部科学省に対して、過敏症の子どもたちのために学校環境の改善を求める要望書に賛同してください 
(締め切り2019年6月10日)


電磁波過敏症(ES)と化学物質過敏症(CS)を発症した中学生の男の子がいます。
中学校で使われる電子・電気機器から発生する電磁波の影響で、学校で学ぶことが困難になっています。
現在通っている中学校では、先生や友人が自宅に来て、学習の補助などを行なってくれていますが、
普通高校への進学は困難です。

通信制高校への進学を検討していますが、症状が発生するため交通機関や自動車を利用できません。
電磁波に反応するためインターネットやテレビ、ラジオでの学習は困難で、化学物質の影響で試験会場
やスクーリングの教室に入ることも難しいのです。

このような子供たちは全国にいます。
この中学生の一家(小林さん)は、文部科学省に対し、過敏症の子どもが学べるよう対策を求めています。
この要望に賛同していただける団体・個人は、6月10日までにご連絡ください。

よろしくお願いします。

加藤やすこ

環境ジャーナリスト/いのち環境ネットワーク代表

                   要望

1.小学校、中学校、高等学校、大学で、ESやCSのため学校での就学が困難となっている
児童生徒、学生などが何人存在しているのか、実態調査等がされておりましたらその結果等
をお知らせください。

また、実態調査がなされていないのであれば、早急に調査を実施しその実態を把握し公表してください。

2.ESやCSの子どもたちに対して、学校が行うべき対応などについて文部科学省がこれまでに
出された指導・通知等についてご提供ください。

また、今後指導・通知等を出される予定がありましたらその情報等についてもご提供ください。

3.ESやCSの症状が軽く、学校や教員、教育委員会等の配慮により通学が可能となっている
事例について、その学校や教員、教育委員会等が行っている配慮の具体な内容について
文部科学省として把握されておりましたらその内容、情報をご提供ください。

4.ESやCSが重症のため、自宅での学習を余儀なくされている子どもたちに対して、
学校や教育委員会が行っている具体な対策などについて文部科学省として把握されて
おりましたらその内容、情報をご提供ください。

5.通信制高校におけるスクーリング及び試験については、一定程度の回数・時間など
を学校・教室での学習や実施が必須とされていると思いますが、ESやCSの子どもたちは
学校・教室での学習等が困難であり、単位の取得ができません。そもそも入学試験や
面接なども困難となり入学も困難となります。
教員の訪問による学習や自宅での試験、スクーリングの実施など、その代替となる方法
などがありましたらご教示ください。

また、スクーリング等の実施について代替となる方法がないのであれば、障害者差別解消法
の考え方などにもとづき、そのしくみなどについて、来年予定しています長男の高校進学に間
に合うよう早急に検討し整備していただくようお願いします。
その対策の内容、結果などについてもお知らせいただくよう重ねてお願いします。

なお、スクーリング等の実施について適切に実施していないケースも生じているとお聞きして
いますが、ESやCSをはじめスクーリング等の実施が困難な子どもに対しては医師による
診断書や意見書などの提示を必須とするなどにより対象となる子どもを制限するなどにより
悪用されないようなしくみも必要だと考えます。

 小林幸治、暁子、悠汰

要望書の全文は下記サイトでダウンロードできます。

>https://www.ehs-mcs-jp.com/学校環境-school-environment/




■花王化学物質過敏症裁判を終えて(裁判原告本人) 

花王化学物質過敏症裁判を終えて(裁判原告本人)  神奈川労災職業病センター
2018年12月11日
https://koshc.org/archives/
804?fbclid=IwAR3VXNVHRzv4VqLHQ-05ZJPxhiAoiUAcjB9Mehn14jswotswigztgFYvS1E


花王㈱和歌山工場で、製品・原料の検査試験・分析業務に従事したことにより
化学物質過敏症(以下、CS(Chemical Sensitivity)と表記)を発症し退職に追いやられたため、
その損害賠償請求を裁判で争っていた原告です。
この度、2013(H25)年9月12日に東京地裁に提訴し、約5年に亘る期間を費やして、
2018(H30)年7月2日に判決があり、その後、被告・原告ともに控訴をしなかったため、
同年7月19日に判決が確定し、結審に至りました。

 私たちがこの裁判で目的としたものは「業務による有害物質のばく露によりCSを発症した」
との判決を得る事の一点だけでした。
日本では、なかなかCSへの理解が進まず、いまだに「CSは心因症だ」などと決めつけ、
疾病として認めない意見が大勢の中、CS患者は不当な扱いを受け、多大な不利益を被っています。
特に、CSを発症し有害物のため学校に行くことが出来ない子供達が不当な扱いを受けていること
については強く心を痛めています。労災認定においても状況は酷く、厚労省はCSを労災として
認定させないため、特別に「個別症例検討会」なるものを設置し、CS案件は実質ここで決定がされるようになりました。

 一般的に「検討会」が設置される場合は肯定派・否定派の立場の専門家を同数で構成するものですが、
この「個別症例検討会」は否定派の医師4名だけで構成されていました。従って、
当然全て「不支給決定」にされ、その検討内容なども一切公開されることもありません。
そのような中、CSの発症者は増え続け、「香害被害」という言葉も生まれました。

更に法令の改正等により、労働条件はどんどん悪くなっており、次の若い世代の安全・健康に
就労する権利が脅かされていくことへの危惧もありました。私たちは、少しでもこの流れを変える力
になりたいとの思いだけでこの裁判を戦いました。

 結果としては、判決で「原告は、被告在職中に検査分析業務に従事する過程で、
大量の化学物質の暴露を受けたことにより、有機溶剤中毒に罹患し、その後、
化学物質過敏症を発症したと認められる。」、「被告の安全配慮義務違反と原告が
化学物質過敏症に罹患したこととの間には、相当因果関係があると認められる。」
と認めていただく事ができ、CSという疾病が社会的に認められるためのステップを
1段上がることが出来たと考え、ここでの目的は達成できたと思います。
また、予想以上の反響に驚き、改めてご支援ご尽力いただきました皆様には重ね重ねお礼申し上げます。

 私が被告花王で就労させられていた環境は、労働安全衛生法、有機溶剤中毒予防規則、
特定化学物質障害予防規則等々、あらゆる法令に違反していました。
上長らには繰り返し是正・改善を求めましたが、花王は安全・品質・環境といった
利益を生まない分野への投資を良としない社風があり、就労環境が改善されるどころか、
その指摘が気に入らなかった上長らは、危険な業務が私に集中するよう担当を増やしていき、
結果として大きな障碍を負うことになってしまいました。
したがって、本損害賠償請求訴訟での原告の主張は明確で、数々の法令違反を具体的に上げ、
それと疾病との因果関係を的確に説明することでした。

 問題なのは、その主張を立証することです。
法令違反の証拠は全て被告が所持しているのですが、被告はこれを一切提示しませんでした。
被告の花王は「法令違反は全く無い。」と主張し、「有機溶剤の使用量は法定基準以下で問題無い。」
と言いながら有機溶剤の購入記録等の裏付けの証拠は提示せず、業務内容、作業内容も明らかにしませんでした。
「作業場所の換気に問題は無い。」とも主張しましたが、換気装置の仕様書や配置図の提示もありませんでした。

作業場所の環境測定を実施していないことについても「法令により免除されている。」と主張していましたが、
免除された理由・内容について説明はなく、必須条件である所轄労働基準監督署が免除を認めた
証書も提示しませんでした。
被告花王のこれらの主張はすべて嘘なのですから、証拠を提示できるはずも無いのですが、
「証拠さえ無ければ、否認さえしておけば無罪になる。」との考えが根本にあるようでした。

 それに対して原告側は、著名な研究者のご協力をいただき、就労環境の再現実験を行った結果、
有機溶剤の暴露が単体でも法定基準の10倍以上あったことを証明しました。

また、労基署に被告の法令違反を申告し臨検調査をするよう求めたところ、
2014(H26)年9月24日に被告に対し是正勧告が行われ、「有機溶剤業務を行う作業場所に、
有機溶剤の蒸気の発散源を密閉する設備、局所排気装置又はプッシュプル型換気装置を設けていない
(安衛法第22条(有機則第5条)違反)」、「定期に有機溶剤濃度を測定していない
(安衛法第65条第1項(有機則第28条第2項)違反)」、
「有機溶剤等を入れてあった空容器で有機溶剤の蒸気が発散するおそれのあるものについて、
当該容器を密閉するか、又は当該容器を屋外の一定の場所に集積していない(
安衛法第65条第1項(有機則第28条第2項)違反)」といった法令違反が明らかになり、
原告の就労環境が違法な状態であった事を証明することが出来ました。

 しかし、この是正勧告書の内容を明らかにすることは簡単ではありませんでした。
まず、労基署に情報開示を求めたところ、労基署は「業務上の秘密」や「以後、
花王の協力を得られなくなると困る。」等の理由でこれを拒否しました。

そこで、裁判上の手続きとして被告花王に対して、2015(H27)年2月13日に
文書提出命令の申し立てを行いましたが、花王も「業務上の秘密」や
「プライバシー保護」等と主張し提出を拒否しました。

裁判所はしばらくこれを保留していましたが、証人尋問の後に審議を再開し、
2017(H29)年6月16日に東京地裁(小野瀬厚裁判長)で「相手方(花王)は是正勧告書を提出せよ。」
との決定が下りました。

花王はこの決定を不服とし、東京高裁に即時抗告しましたが、同じ主張を繰り返すだけでしたので、
決定が覆ることはなく、2017(H29)年9月29日に東京高裁(中西茂裁判長)は花王の「抗告を棄却する。」
決定を行い、ようやく被告花王は「是正勧告書」を提示したのです。

この決定では、被告花王の主張を全て否定し退けただけでは無く、
同時に、和歌山労働基準監督署長の意見も厳しく非難した内容であり、判例として価値のある決定になりました。

 東京高裁でこの是正勧告書の文書提出命令が確定し、就労環境の法令違反が明らかになった後も、
被告花王は「原告の就労環境に問題は無かった。」との主張を変えませんでしたが、
そんな主張が認められるはずも無く、この再現実験と是正勧告が裏付けとなり、
作業環境での有責性については原告の主張を全面的に認めていただくことができました。
全てにおいて被告花王の対応は誠実さの欠片も無い酷いもので、呆れるばかりでした。

 次に、この就労環境での有機溶剤等暴露とCS発症との因果関係との証明ですが、
これは5名の専門医による診断結果と、うち3名の専門医による意見書、
これら内容の全てが同じ方向性を示し、原告の主張と矛盾しなかったことで、
裁判官に「急性有機溶剤中毒を繰り返した結果、慢性有機溶剤中毒へと悪化し、
更にCSに罹患した。」と認めていただく事ができました。

冒頭にも書きましたが、社会がCSという病気を認めようとしない現状で、
裁判でCSという疾病が認められた、画期的な判決をいただく事が出来ました。

 この専門医の意見書に対し、花王は和歌山工場の産業医の意見書を持って反論しましたが、
この意見書の内容も酷く合理性に欠き、理解しがたい内容でした。
要約すると「職場での有機溶剤中毒は、実際の現場を調査せずに診断することは出来ないので、
それが出来ない専門医らの診断は誤りだ。」というものでしたが、
調査できる立場にある産業医当人が「産業医は調査も診断もしない。」といった説明しており、
つまり「工場内の事は誰も調査しないし出来ないので証拠は無い。」と、
事実を隠蔽し責任を逃れようとしているとしか思えない(実際そうなのですが)内容でした。

そのような無茶苦茶な理屈が認められるはずも無く、最後になって花王が持ち出してきたのが
「時効の援用」でしたが、これについても、「いつ時効が成立した」といった説明も無く、
根拠も乏しく、ただ ごねているだけ、といった状況に見られました。本当に酷い対応でした。

 最後に、勝つことが困難とされている大企業を相手に勝訴を勝ち取ることが
出来た勝因について、私なりにまとめて終わります。どれも当然と言えば当然の
事ばかりですが、意外とそんなものです。

■ 事実である事・・・あたりまえですね。
■ 原因と結果が明確である事・・・CSは原因の特定が困難な場合もありますが、重要です。
■ 自分一人で出来ると思わない事・・・どんなに事実を合理的に説明しても、
本人の証言だけでは信用されません。
「会社は認めなかったけど、本当の事だから労基署は信じてくれるはず」
「労基署も信じてくれなかったけど、事実だから裁判所は分かってくれるはず」と考えがちですが、
それだけで認められることは、まずありません。
しかるべき立場の人に協力を求め、意見を得ることが必要です。
■ 出来る限りの準備をする事・・・証拠の収集、当面の生活費の確保など
■ 目的を明確にする事・・・裁判で何を勝ち取りたいのかを一つにしぼる。
「全部認めて」では難しいです。

 それから、CSの患者は電車やバスに乗る事さえ困難です。
それが長距離の移動をするとなると相当な覚悟が必要になります。
また思考力も低下し、ろれつも回らず、短時間話しただけでも息が上がってしまう状況で、
遠方の医師や弁護士、支援団体等の協力者に何度も相談・説明に行くことは、
肉体的にも精神的にも(経済的にも)大きなダメージがあり、後の回復には長い時間が必要になります。
しかし、ここを頑張らずに勝利することは難しく、相当な無理をすることになります。
すると一番大事なのは「覚悟」かもしれませんね。

 なので、裁判なんかやらないのが一番いいし、そもそも、体が壊れるまで無理をして
働く必要なんか全然ありません。
危険な仕事だったら取り返しがつかなくなる前に辞めたほうが利口です。
障碍を負う前なら、まだやり直しもそう難しくありません。
もう何もできないほど悪化して障碍者になっても、会社は責任をとらないし、
行政も保証してくれません。
自分と家族の健康と生活は、自分で守るしかないんです。

 以上、乱文失礼いたしました、ご容赦の程を。
私はこれから、驚くほど理不尽な理由で不支給にされた、
本裁判にかかる労災休業補償の審査請求を戦うことになります。


■過敏症の中学生卒業 ・デジタル朝日

過敏症の中学生卒業 テレビ電話で授業、級友と心通わせ 京都

>https://mainichi.jp/articles/20190315/k00/00m/040/045000c?
fbclid=IwAR3qKr8V7qOkiUfsS-PbEqk4eTajE9Iga287cI64HXLGECIifx7ef84DfqM


京都府京丹後市立丹後中の卒業式が14日あり、3年1組の馬場真澄さん(15)が級友とともに巣立った。
化学物質過敏症でほとんど学校に通うことができなかったが、
卒業までの数日間はテレビ電話を通し、自宅で級友と同じ授業を受けた。
式後の最後のホームルーム(HR)では「友達がいることがうれしい。
優しくしてくれてありがとう。
みんなのことは心の中に大切にしまっておきます」と級友に感謝した。【塩田敏夫】

. 化学物質過敏症はわずかな物質にも反応し、頭痛や吐き気などさまざまな体調不良を起こす。
馬場さんは体育館での式には入ることができなかった。
シャンプーの香料などにも反応するからだ。
体育館のそばに立ち、聞こえてくる声を懸命に聞いた。
校歌を一緒に歌い、卒業生として名前が呼ばれると大きな声で「はい」と応えた。

 式後教室に戻る前に薬を飲み、防毒マスクを着けた。
最後のHRだけはどうしても参加したいと願った。
教室には馬場さんが作ったくす玉が飾られていた。
テレビ電話を通じた授業で、馬場さんが提案したアイデアだった。

 HRでは、級友21人がひとりひとりメッセージを語った。
同じく化学物質過敏症に苦しむ母貴洋子さん(46)は来校できなかったが、父伸介さん(60)が見守った。
馬場さんは級友への語りかけの後「お父さん、ありがとう」と感謝を伝えた。

 馬場さんは卒業後、NHKの高校講座をインターネットで受講。
高校卒業程度の基本的な学力を身に着けるとともに、無農薬で農業に取り組む。
「クラスのみんなと一緒に最後の時間を過ごせたことがうれしかった。
テレビ電話の授業はすごくためになりました」と語った。

 伸介さんは「ここまでよくこぎつけたと思います。
テレビ電話の授業に参加でき、真澄の表情がいきいきとなった。
級友と心を通わせられたのは本当に良かった」と語った。

以上転載終了
***********************************
化学物質過敏症を発症した子供たちにとって、学校はとても厳しい環境です。

級友や、教職員、保護者の協力と理解を得られ、
この日を迎えることができたことは本当に嬉しいことです。
それでも、通学できる環境が整えられないことに、
喜びと悔しさに心を痛め涙にくれました。

全国で同じ苦しみの中にいる子供たちのためにも、
一日も早く社会全体で環境整備がされますよう心より願っています。