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化学物質過敏症・ゆるゆる仲間
化学物質過敏症(CS)と共に、ゆるやかに支え合って暮らしたい。体調により 直ぐにお返事出来ない事もありますが、書き込みお待ちしています♪

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■小樽・子どもの環境を考える親の会

小樽・子どもの環境を考える親の会

グリホサートなど販売中止を求める要望書の回答
https://blogs.yahoo.co.jp/kankitiao/15973831.html?fbclid=IwAR3tgmZxGHz1llLPS9f4oxCbYskJUaUJhrwzKk8XGDHF3p6tv9aIcfOrVuQ

当会では、

グリホサート及びネオニコチノイド系農薬の販売中止と、できる限り人体に影響の少ない商品の販売を要望しました。https://blogs.yahoo.co.jp/kankitiao/15916000.html


         要望先

●DCMホーマック株式会社 代表取締役社長 石黒靖規様

●株式会社LIXILビバホーム 代表取締役社長兼CEO 渡邉修様

●株式会社大創産業 代表取締役社長 矢野靖二様

●アマゾンジャパン株式会社 代表取締役社長 ジャスパー・チャン様

              その回答が届きました。


各社の回答は以下です。(まとめました)

 「やっぱりね・・・」という回答と感動の回答がありました。
このあとは、全国署名を展開し、消費者の声を届けたいと思っています。
皆さんどうぞご協力お願いいたします。


100円ショップダイソーの新社長矢野靖二氏、

経営者が持つべき謙虚さってこういう姿勢かな。




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■テレメンタリー2018「カナリアたちの叫び」(化学物質過敏症) 動画

北海道TVで放送された番組です。

テレメンタリー2018「カナリアたちの叫び」(化学物質過敏症)

高知県では、TV旭がありませんので、まだ放送されていません。

動画配信を張り付けましたので、ぜひご覧になってください。

https://www.youtube.com/watch?v=iFAwS04R1ts&feature=share&app=desktop






■日本医師会・NO.508 健康ぷらざ 小児科医医師 渡辺一彦

日医ニュース  平成30年10月5日

日本医師会 NO.508 健康ぷらざ
 
香料による新しい健康被害も
  ー化学物質過敏症ー
   指導:渡辺一彦小児科医院 院長 

健康ぶらざ
http://dl.med.or.jp/dl-med/people/plaza/508.pdf
体調不良の原因は‘香り‘? 

最近、香料付きの柔軟剤、石けん・洗剤、消臭除菌スプレー、
化粧品、制汗剤、文房などが広く出回っています。
その香りは家庭内だけではなく、学校、職場、店舗などの施設、
公共の建物、交通機関、そして時には公園や道路にまで漂っていることがあります。
 
世の中にはそうした香りを心地よいと感じる人もいます。
さらに一部にはそれらの香りによって頭痛やめまい、吐き気咳き込み、皮膚のかゆみ、
眼・鼻・喉のヒリヒリ感、全身倦怠感集中力などが生じる人もいます。

化学物質過敏症の一種

これらの症状は香料による化学物質過敏症(CS)かもしれません。
香料が含まれる製品は刺激が強くなったり、効果が長持ちするようになっています。
香料による新たな「公害」であり「香害です。
 
 いったん香料による不調を感じると、次から次へと身の回りの物質に反応し、
生活が不自由になることや、健康被害が広がり重症化することもあります。
発症には個人差があるため、「大げさ」「神経質」と受け取られることもあります。
 
また香料を使った製品は、育児、保育の現場でも使用されており、不調を訴える
ことができない乳幼児に将来どんな影響があるのかも心配です。

*CSは香り以外の物質によることもあり、「無香料」と記されているものも安全とはかぎりません。

香料製品との相性を知ろう
 残念ながら、現在のところCSを治す薬はなく、換気や空気清浄機、活性炭入りのマスク
を使っても効果は限定的です。

治療としては、誘因となる物質を回避し、良好な環境で生活を続けるしかありません。
 まずは使用している香料製品が、あなたに、また周囲の人に健康被害を起こす可能性
があることを認知してください。


 

■西日本新聞:JR除草剤で沿線農作物被害 

西日本新聞
JR除草剤で沿線農作物被害 大豆の生育不良相次ぐ 農家は憤り
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6298075

9/26(水) 9:40配信

西日本新聞
JR除草剤で沿線農作物被害 大豆の生育不良相次ぐ 農家は憤り

生育不良で縮んだ大豆の葉。後ろはJR鹿児島線=福岡県みやま市

 JR九州が福岡県みやま市のJR鹿児島線の線路にまいた除草剤が飛散し、
沿線の約7キロの範囲で大豆の葉が生育不良で萎縮する被害が相次いでいることが分かった。
沿線の早場米の稲からは非農地用の農薬成分が検出され、地元JAは早場米の出荷を見合わせている。

JR九州は非を認め、農家への被害補償や見舞金の支払いを検討している。

 同社によると、各線で年2回程度、専用の作業車両を使って除草剤を散布しているが、
農産物の被害が広範囲で発生したのは初めてという。

 みやま市のJR鹿児島線では8月1日と7日の深夜から未明にかけて散布しており、
「日中の猛暑で除草剤が揮発し、周辺の田畑に影響した可能性もある」(広報部)とみて原因を調査している。
他の沿線自治体や農家からの被害の訴えはないとしている。

 JAみなみ筑後(みやま市)によると、8月中旬、大豆農家から被害が相次いで寄せられたため調査を開始。
瀬高駅から渡瀬駅まで全長7キロ、線路を挟んで最大30メートルの範囲で葉の萎縮を確認した。

市と連携して民間検査機関に大豆と稲の葉の残留農薬検査を依頼したところ、
稲から微量の農薬成分「ジカンバ」を検出。

ジカンバは、JR九州が散布した非農地用の除草剤に含まれており、農地用には使用されない成分という。

 JA側はJR九州に検査結果を報告したほか、「安全性が確認できない」として、
収穫済みの早場米計8トン(約160万円相当)を出荷せずに保管している。

大豆は11月から収穫が始まるが、出荷を見送る農家もあるという。

 沿線の農家男性(36)は「私たちは農薬散布の際には、隣の水田や畑に飛散しないように細心の注意を払っている。
JR九州のいいかげんな作業が原因ではないのか」と憤る。

JR九州は取材に「迷惑を掛けたことをおわびする。
原因究明を進め、(被害にも)真摯(しんし)に対応する」と話した。
.
西日本新聞社


■要望書提出:ネオニコチノイド系農薬とグリホサート商品販売中止を求める

小樽・子どもの環境を考える親の会
要望書提出:ネオニコチノイド系農薬とグリホサート商品販売中止を求める

https://blogs.yahoo.co.jp/kankitiao/15916000.html
おしらせ
 ホームセンターなどへ要望書提出しました

 当会には、アレルギーや化学物質過敏症の患者さんからの相談が、この数年増加しています。
例えば、学校花壇に使った農薬で子どもが体調を崩した、近所の方が家庭菜園で使用した農薬に反応して引っ越さざるを得なくなった、室内で使用した殺虫剤やペットのノミとりで鼻水や咳が止まらなくなったり、皮膚が赤くなったなどの相談です。

また、公園の雑草が、ある日突然茶色に変色していて、除草剤をまいたことが伺われるが、子どもを心配で遊ばせられないといった相談も増えています。

 統計によれば、日本は世界でも1,2位を争う農薬使用国で、さらに北海道は全国一。
悲しいことに小学生のぜん息児も全国一多いということです。

病害虫の防除には、経済性を考慮しつつ、様々な方法を工夫し、安易に農薬に頼らない管理が必要です。
ネオニコチノイド系農薬に限らず、有機リン系、ピレスロイド系農薬など、神経毒性がある農薬が、人の尿中から検出されていることは、研究論文や環境省のパンフレット『日本人における化学物質のばく露量について』で報告されています。

 以上のことから当会では、子どもの健康と環境を守るために、特にグリホサート及びネオニコチノイド系農薬の販売中止と、できる限り人体に影響の少ない商品の販売を要望しました。

 要望書送付先は以下。 回答は10月31日必着でお願いしました。

●DCMホーマック株式会社 代表取締役社長 石黒靖規様

●株式会社LIXILビバホーム 代表取締役社長兼CEO 渡邉修様

●株式会社大創産業 代表取締役社長 矢野靖二様

●アマゾンジャパン株式会社 代表取締役社長 ジャスパー・チャン様
 
要望書画像
https://blogs.yahoo.co.jp/kankitiao/GALLERY/show_image.html?id=15916000&no=0




■新マーク

2018.9.21(金)高知新聞夕刊
2018-9-21高新-新マーク
今夏、県内に新しいマークがお目見えした。
・・・東京都作成のヘルプマーク。
かばんなどにつけ、外見からは分からない病気や障害のある人、
妊娠初期の人が周囲に配慮や支援を必要としていることを知らせるものだ。

微量の化学物質にも反応し、体調が悪くなる化学物質過敏症の人も
活用に思いを巡らす。

例えば災害時。
大勢の人が集まる避難所に入れず、市販の支援物資をつかえないなど、
病気のことを理解してもらいやすくなるのではーーーと。

マークなしでもお互いを思い合える社会への一歩になればと思う。




■日本の香害被害者人口

ダイヤモンドオンライン「香害」
日本の香害被害者人口

2018.9.20
日本の「香害被害者」は推定約1000万人`先進国`米国を追う
岡田幹治  ジャーナリスト

https://diamond.jp/articles/-/180123?utm_campaign=doleditor



 日本の「香害」被害者は1000万人程度、「潜在患者」を含む化学物質過敏症の疑いが濃い人は550万人
――6年前に実施された大規模な疫学調査の結果を現在に引き伸ばすと、こんな深刻な状況が浮かんでくる。

 日本は「香害先進国」アメリカの後を追っているようだ。

化学物資過敏症の疑いがある
「患者」は550万人程度

 この調査は、内山巌雄京都大学名誉教授・東(あずま)賢一近畿大学准教授らが2012年1月に、
インターネット調査会社に登録されている20歳以上の約98万人を対象に実施した(注1)。

 日本の人口動態統計に基づいて無作為に抽出した人にオンラインで質問し、
7245人から有効回答を得た。調査にあたっては、「QEESI=クィーズィー」と呼ばれる、自記式調査表を用いた。

 QEESIはアメリカのミラー博士が、化学物質過敏症(以下、過敏症)の診断と治療のために開発した調査方法で、
5項目の質問(各項目10問)に10段階評価で答えてもらい、
一定の点数(カットオフ値=診断分岐値)以上なら過敏症と判定する。

 調査ではこのうち、

「(タバコの煙や殺虫剤・除草剤などの)化学物質曝露に対する反応」
「(水道のカルキ臭など)その他の化学物質曝露に対する反応」
「症状」

 という判定に必要な3項目を尋ねた。

 3項目すべてについてカットオフ値を上回った人を(化学物質に対する感受性が高い)「高感受性」の人と判定した(注2)。

 高感受性の人は、化学物質に対して強い過敏症状を示し、QEESIで過敏症と判定された人のことだ
(専門医の診断を受けていない人や別の病気に誤診された人も含む)。
言い換えれば「潜在患者」も含めた患者である。

 調査では、成人の4.4%が「高感受性」だった。男女別では、男性3.1%、女性5.5%と有意な差が出た。
日本の20歳以上の人口は約1億500万人なので、「高感受性」の人は約460万人になる。

 また「化学物質に対する反応」と「その他に対する反応」の2項目についてカットオフ値を
上回った人を調べたところ、7.7%だった。

 この人たちは化学物質に対して相当な過敏症状を示す、いわば「準・高感受性」の人、
過敏症になる可能性が強い「予備軍」も含めた人たちである。

 過敏症の主な原因が近年は香りつき商品になっていることを考えると、
「準・高感受性」の人のほとんどは、「香害」の被害者と考えてよいのではないか。
約800万人になる。

 調査では、実際に過敏症の診断を受けたことのある人が1.02%(約110万人)、
シックハウス症候群の診断を受けたことがある人が0.97%(約100万人)いたこともわかった。

 調査は20歳以上の人を対象に、高残香性の商品が発売され出した2012年に実施された。

 20歳未満の人や、その後6年間の増加分を加えれば、現時点で過敏症の疑いが濃い人、
つまり「患者」が550万人程度、香害被害者が1000万人程度と推定して見当外れではないだろう。

(注1)内山巌雄・東賢一「化学物質に高感受性を示す人の分布の経年変化の評価」
(厚生労働科学研究費補助金【健康安全・危機管理対策総合研究事業】
シックハウス症候群の発生予防・症状軽減のための室内環境の実態調査と改善対策に関する研究 
平成23年度総括・分担研究報告書 p24-36
厚生労働省研究成果データベース 文献番号:201134030A

(注2)QEESIは各質問について、「反応なし」(0点)から「動けなくなるほど強い反応がある」(10点)まで、
10段階で回答してもらう。この研究では「化学物質曝露への反応」が40点以上、
「その他の化学物質曝露への反応」が25点以上、「症状」が40 点以上の3つがそろった人を「高感受性」と判定している。

2012年までの11年間で
「患者」は6倍、「被害者」は4倍に

 QEESIを用いた調査は、2000年7月にも、内山名誉教授らにより、訪問面接方式で実施されている。
このときの対象者は男女4000人で、2851人から回答を得た。

 その結果は、過敏症の診断を受けた人が0.81%、シックハウス症候群の診断を受けた人が0.53%、
「高感受性」の人が0.74%、「準・高感受性」の人が2.1%だった。

 二つの調査結果をまとめたのが次の表だ。


化学物質に対する高感受性全国実態調査結果

拡大画像表示

 調査方式が異なるので単純な比較はできないが、約11年の間に、過敏症の患者が約3割、
シックハウス症候群の患者が約8割増えている(注3)。

 過敏症患者の増え方がシックハウス症候群の増え方より少ないのは、過敏症の診断が難しく、
診断書を出す専門医の少ないことが関係していると考えられる。

 注目されるのは、高感受性の人と準・高感受性の人の激増ぶりで、前者は約6倍、後者は約4倍にもなっている。

 内山・東両氏らの論文はこの変化について「化学物質に対して感受性が高いと考えられる人は、
約11年経過した現在でも、ある程度の割合で依然として存在していることが明らかになった」と述べるにとどめている。
これは社会的影響を考え控えめな表現にしたものと考えられる。

(注3)訪問面接方式では、人との接触を避けたがる高感受性の人から回答を得にくい一方、
ネット調査では、パソコンを使用できない人が対象から外れる。

日米で重なり合う
被害者たちの悩み

 前回の「香害ウォッチ 『香害先進国』米国の悲惨な実態、成人3人に1人が被害者」
(2018年 8月29日付け)では、アン・スタイネマン教授の調査研究を基に、アメリカの悲惨な実態を紹介した。

 スタイネマン教授のアンケート方式と、内山・東両氏のQEESIを用いた調査は方式が全く異なるが、
あえて類似のものを比較すれば、次のようになる。

▽アメリカの過敏症患者=12.8%、日本の「高感受性の人」=4.4%
▽アメリカの「香害」被害者=34.7%、日本の「準・高感受性の人」=7.7%

 このように日米の被害の程度は異なるが、被害者たちの悩みの内容は重なり合うところが多い(注4)。

たとえば日本消費者連盟が昨年7・8月に実施した「香害110番」の相談内容を見てみよう。
そこには次のような悲鳴や訴えが寄せられている。

 その主なものはこういった声だ。

「駅のホームで制汗剤を使われ、めまいがした」
「公共トイレの消臭剤がきつくて入れない」
「通勤電車に乗ることもできず、職場には柔軟剤使用者がいるため、退職を余儀なくされ、生活は困窮している」
「大学病院に通っているが、医師・看護師にも香りつき柔軟剤を使っている人がいて、辛くてたまらない」
「老人福祉施設で働いているが、施設内が芳香剤・洗剤・制汗剤などのニオイがきつく、いつまで仕事を続けられるか、
わからない」
「先日訪れたホテルのラウンジは人工香料が満ちていて、利用できなかった」
「日本航空の国際線を利用した際、おしぼりのアロマサービスで被害を受けた」

 両国には違いもある。

 その一つが、日本で苦情が最も多かった「近隣の洗濯物のニオイ」がアメリカでは
ほとんど問題になっていないことだ。

 背景にあるのは、住環境や生活習慣の違いだろう。日本の多くの住居は狭く、
洗濯物はベランダや室内で干す人が多い。
これに対してアメリカでは、比較的広い住宅に住み、洗濯物は大型の乾燥機で乾かすことが多いからだ。

 いま日本では、1000万もの人々が「香害」に苦しんでいる。
その現実を、政府も自治体も、医療関係者や教育関係者も直視してほしい。
実態調査や対策の検討を急ぐときだ。

(注4)デンマークの研究者が2012年に、QUEESIを用いた調査を同国で実施した。
それによると、「化学物質曝露に対する反応」が35点以上で「日常生活の支障の程度」が
14点以上であれば過敏症と判定できるとし、デンマーク市民の8.2%がこの条件を満たしていた。

 この条件を日本の12年調査に当てはめると、7.5%の人が該当した。
つまりこの時点では、日本の過敏症の可能性がある人の割合はデンマークよりわずかに低かったが、
近いレベルだった(東賢一・内山巌雄「化学物質過敏症の実態について」『AROMA RESEARCH No.54』所収)。

(ジャーナリスト 岡田幹治)


■西日本新聞:化学物質を考える・上・中・下

西日本新聞
2018.8.29
化学物質を考える<上>過敏症患者  深まる孤立  外来や専門医がたりない
https://www.nishinippon.co.jp/feature/life_topics/article/445225/


2018.9.5
化学物質を考える<中>「新建材」が体に合わない  効率化の波  法規制も限界
https://www.nishinippon.co.jp/feature/life_topics/article/447122/


2018.9.12
化学物質を考える<下>健康リスク知ることから  被害の予測は難しいが
https://www.nishinippon.co.jp/feature/life_topics/article/448965/



化学物質は便利な生活と産業をあらゆる面で支え、将来もなくなることはない。
リスクを知り化、どう向き合うか。
考えることが私たちの命と健康を守る手だてになる。


■素晴らしい安曇野市教育委員会!

小樽・子どもの環境を考える親の会

素晴らしい安曇野市教育委員会!
https://blogs.yahoo.co.jp/kankitiao/15873745.html

https://blogs.yahoo.co.jp/kankitiao/GALLERY/show_image_v2.html?id=https%3A%2F%2Fblog-001.west.edge.storage-yahoo.jp%2Fres%2Fblog-14-0a%2Fkankitiao%2Ffolder%2F467964%2F45%2F15873745%2Fimg_0%3F1535010885&i=1

■7月31日産経新聞: 街にあふれる「香害」で体調不良に 

街にあふれる「香害」で体調不良に 「誰もに起こり得る」化学物質過敏症に注意
7/31(火) 10:24配信
産経新聞
****************
以下全文転載

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180731-00000521-san-soci

衣類の柔軟剤や制汗剤に含まれる香料が原因で体調不良を訴える人が増えている。
NPO法人「日本消費者連盟」(東京都新宿区)によると、消臭剤を避けるために外出先のトイレを我慢したり、
無臭の職場が見つからずに生活困窮に陥ったりする人も。街中にあふれる過剰な臭いの元を「香害」だとして、
消費者の意識改革や規制を求める動きも出ている。(社会部 植木裕香子)

 埼玉県に住む主婦(73)が最初の異変を自覚したのは約5年前の平成25年10月。
隣家のキッチンの換気扇から自宅リビングに漂ってきた芳香剤の臭いをかいだ時に強くせき込んだ。

 以来、近所の洗濯物で使われた柔軟剤の臭いなどをかいだ際もせき込むようになった。
ひどい時は5分以上もせきが止まらず、この主婦は「息苦しくて目の前が真っ白になって意識が
遠くなることがある」などと訴える。

 外出する際は花粉対策用マスクに加え、放射性物質も遮断できるマスク、活性炭フィルターを重ねて着用。
携帯用酸素も持ち歩いているが…。「病院へ通うために電車を使っているのに、
その電車内で柔軟剤の香りなどに触れるリスクがある。通院もままならない時があり、本当に困る」と頭を抱えている。

 この主婦同様に、柔軟剤などの香りが原因で体調不良を訴える人は近年、後を絶たない。
24年度に国民生活センターに寄せられた柔軟剤の臭いに関する相談は計65件だった。
日本消費者連盟が29年7、8月の2日間設置した電話相談「香害110番」には、
その3・3倍にあたる計213件の相談が寄せられた。

 苦痛を訴える声は増える傾向にある。

 《外出時のお手洗いが消臭剤などで充満しているため、生理現象を我慢することもある》

 《柔軟剤臭が蔓延(まんえん)する電車の車両を移動しながら外出している。通勤も難しい》

 《相談窓口で、香料のない職場を求めても理由や状況が理解してもらえない。
(職に就けず)現在は父の遺族年金で生活している》

 同連盟によると、こうした深刻な事例も報告されている。

 「そよ風クリニック」(東京都杉並区)の宮田幹夫院長(82)は、
においによる被害の多くが「化学物質過敏症」(CS)の発症と指摘する。
CSは化学物質を一度に大量に浴びたり、少量を繰り返し浴びたりすることで体内の許容量を超え、
突然発症するという。
いったん発症すると、微量の化学物質でも頭痛やめまい、吐き気、目のかすみ、鬱、記憶低下などの症状を起こす。

 宮田氏は「嗅覚(きゅうかく)は命を守るための感覚。本能が『逃げろ』と命じている香料に耐えることで、
体がパニックを起こしている」と説明する。ただ、病名の認知度の低さから、
周囲に「個人のわがままだ」と一蹴されたり、医師から「精神障害」と勘違いされたりするケースもあるという。
宮田氏は「根拠のある病気で、世界的にも公認されている」と話す。

 これに対し、国の動きは鈍い。
厚生労働省は、製品に含まれる香料は国際香粧品香料協会(IFRA)の基準に適合したものが
使われているとの認識で、「症状と香料との因果関係が証明されていない」とし、
患者らについては「情報収集に努める」との姿勢にとどまる。

 ただ、被害の増加とともに規制を求める声も年々高まっている。
宮田氏は「誰もに起こり得る可能性がある。
人ごとと思わず、今、使っている柔軟剤が自らの体に悪影響を及ぼすかもしれないとの
認識に立って買い物をすべき」と警鐘を鳴らしている。